台本について
女:魔女と言われているが、見た目が怖いただの人間。
台本
役名 | 番号 | 台詞 |
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女 | 01_w01 | 「老け顔で、つり目、髪はひどいくせっ毛。この見た目のせいで、街の子供たちからは魔女と怖がられてきた」 |
女 | 02_w02 | 「でも今日は、そう、ハロウィンというこの日だけは、魔女だからこそ子供達と遊べるはず!」 |
女 | 03_w03 | 「今日のために準備した魔女っぽい服よし、カボチャのランタンよし、朝5時に起きて作ったお菓子よし」 |
女 | 04_w04 | 「さあ、どこからどう見てもお菓子を持った魔女よ。この格好で外を歩けば、子供達が寄ってきてくれるに違いないわ。こんなイベントを毎年やってるなんて、もっと早く気がつけばよかった」 |
女 | 05_w05 | 「楽しみだなあ、子供達のトリックオアトリート。かんわいいんだろうなあ」 |
女 | 06_w06 | 「いざ、しゅっぱーつ。やっぱり子供達が来るのは広場かな?あ、他にも仮装してお菓子を持ってる大人がちらほらいる」 |
女 | 07_w07 | 「あっ子供が2人来た!さあおいで子供達ー!……あ、あれ?素通り?ああ、あのミイラ男さんの方に先に行きたかったのかな?そうよね、あの大量の包帯は気になるわよね。でも次は私のところに……来ない」 |
女 | 08_w08 | 「そ、そうだ、こっちから話しかけてみよう。深呼吸深呼吸……こ、こんにちわぁ」 |
女 | 09_w09 | 「あっ!逃げないで!本物の魔女じゃないから食べたりしないよ!」 |
女 | 10_w10 | 「どうしてだろう……そんなに怖かったのかな。そこの噴水で確認してみよう。うん、怖いなこれは」 |
女 | 11_w11 | 「そ、そうだ、笑顔よ。笑顔で話しかけてみよう。ちょうどまた子供が来たし。こ、こんにちは」 |
女 | 12_w12 | 「泣きながら逃げられた!そんなに怖い!?」 |
女 | 13_w13 | 「また噴水で確認してみよう。笑顔笑顔っと……うん、怖いなこれは。どう見ても子供を捕まえて食べそうな、魔女の邪悪な笑みだな」 |
女 | 14_w14 | 「か、顔が怖いなら、顔をこのカボチャで隠せばいいのでは?私ってばあったまいー!」 |
女 | 15_w15 | 「カボチャかぼちゃ、私はカボチャ。やあこんにちは、お坊ちゃんたち。お菓子はいらないかい?」 |
女 | 16_w16 | 「や、やったー!朝から丹精込めて作ったお菓子を受け取って貰えたー!でもカボチャが邪魔で子供達の顔が全く見えないわね。チラッと、チラッと見るだけ……あっ逃げないで」 |
女 | 17_w17 | 「行っちゃった……」 |
女 | 18_w18 | 「そ、そんな。ハロウィンの日ですら子供と話せないなんて」 |
女 | 19_w19 | 「え?子供が怖がるからもう帰って欲しい?そ、そんなあ。は、はい、帰ります……」 |
女 | 20_w20 | 「はあ……半年前からずっと楽しみにしてたのになあ。お菓子もこんなに作ったのになあ」 |
女 | 21_w21 | 「あ、子供が3人、手を繋いで歩いてくる。兄妹かなあ、可愛いなあ。でも話しかけたらまた怖がられるんだろうな」 |
女 | 22_w22 | 「って、目が合っただけで逃げられた!?あっひとり転んだ」 |
女 | 23_w23 | 「どうしよう、私が話しかけたらまた怖がらせるかな」 |
女 | 24_w24 | 「ええい、見て見ぬふりをするよりずっとまし!……お嬢ちゃん、大丈夫?立てる?そう、良かった」 |
女 | 25_w25 | 「あら、あなた、目が見えないの。だから手を繋いで歩いてたんだね。ん?お姉ちゃんは……、魔女だよ。うん、お菓子は持ってる」 |
女 | 26_w26 | 「えっ……うん、お菓子、あげる。このカゴの中、全部あげちゃう!だから、今の、トリックオアトリートってもう1回言ってくれる?」 |
女 | 27_w27 | 「ありがとう、イタズラは嫌だから、お菓子をあげるね。ううん、違うよ。大丈夫だよ。泣いてないよ。ちょっと、いやすっごく、嬉しかっただけだよ」 |
【※下記は省略可能、アレンジも自由】 | ||
女 | 28_w28 | 「キャスト」 |
女 | 29_w29 | 「魔女みたいな女、(※お名前をどうぞ)」 |
女 | 30_w30 | 「台本提供、気ままに綴る」 |
女 | 31_w31 | 「制作、(※サークル名、サイト名、個人名など、ご自由にどうぞ)」 |